見分けがつきません(4度目)

はっ、として周りを見るが、それらしきは・・・と、はるか向こう16メートルほど離れた座席でおじさんが(78歳くらい)じっとわたしを見ている。睨んでいるわけでも凝視しているわけでもないけれど、わたしが振り向いたから見ているのか、犯人だから見ているのかわからない。でも99.9%怪しいと思いました。それは角度です。そのほかに誰一人、こちらを見ている人はいません。ささやかな抵抗で何度も睨みました。平気な顔をしています。
照射距離が離れてはいても、その受ける打撃は、例えるなら《髪の毛一本のレーザー、それが突き刺さっている》感じなのです。髪の毛といえばやさしいイメージですが、 細さを表しているだけで、その細い一本のビームが、撃たれた反対側の眼の奥まで刺激を受けて、クラクラします。寝ているのとは違うのですから、かなりダメージはあります。
先日のおばあさんといい(80過ぎ)、おばさん(70代半ば)、今日のおじさんといい、普通の方なのです。決してそれらしい人だとか、いかにも、という風貌ではありません。だから街を歩いている人々が、疑わしく思えるほどに、見分けがつきません。いつもいつもそういうことばかり考えてはいませんので、不意打ちですから。
被害者を認識する前に、何度も足首の辺りに神経を刺激するこの痛みを受けていますが、石が飛んできたとか、ナイフが、、というのなら、外部からの攻撃とわかりますが、目に見えないものを照射されて、外部からの攻撃だと思う人はいません。 それがテクノロジー攻撃だったと判ったのは、被害者を認識してからのことです。
だから、今 被害者だと思っていない人の中に、実は被害者だという人は必ずいます。色んな情報を見ていますが、すべてを表現できません。とてつもないものがありますし、わたしには言い表す術もないことです。


という言葉をむかし祖母から伝え聞いたことがあります。
わたしも、そう思ってます。